政治家のセンセが吹きまくる「一億総火の玉五輪」の大法螺
本番まで10カ月となった東京五輪。ここへ来て関係者が吹きまくってる。
橋本聖子五輪担当大臣「あんまり心配しないで大丈夫だから。五輪はやります」。
JOC山下会長「政府、JOC、一丸となって必ずや五輪を開催する決意です!」。
森喜朗組織委員会会長に至っては「なにがなんでもやるんだ!」。
あの、センセがたね。現場は大変だよ。まず各国が選手団を派遣する? しないでしょ。
全員ガスマスク着けて入国するとしても、まず空港で全員PCR検査、2週間は選手村に缶詰め、その間、奇跡的に発病しなかったら、2週間のブランクでヘタった体を一からトレーニングし直して本番に備えるって、そんなことやってたら、滞在期間は普通の五輪の3倍ぐらい必要でしょ。
その滞在費用はどうするの?その間のフォローは? 各国選手団全員に、専門トレーナーと感染症専門医を張り付かせるわけ? IOC会長なんか「選手全員にワクチンを接種するから大丈夫」って言うけど、あと10カ月でワクチンが完成する確証があるわけ? リスクマネジメントの基本はね、法螺吹かないこと。