ソフトはヤクルト山田残留に歯噛み…周東に“追い風”の理由
周東は外野も守れるとはいえ、こちらは不動のレギュラーである柳田、グラシアルに加え、同じく成長著しい栗原がいる。
かつて問題になっていた野手の高齢化も、若手が頭角を現したことによって解消されつつある。
「2018年オフ、西武からFA宣言した浅村(現楽天)獲得に乗り出したのは、ベテラン勢が引退し、若手が伸びるまでの間、野手陣を引っ張れる存在を探していたから。浅村は当時、28歳と中堅どころの年齢で、適役といえました。周東や栗原はまだ一本立ちしたわけではないが、その片鱗は見せている」(前出のOB)
山田残留は球団上層部をガッカリさせたかもしれないが、周東にとっては何よりの朗報。これで心置きなく、日本シリーズで走りまくれるに違いない。