まん延防止延長も“五輪貴族”は例外てんこ盛り 組織委はムチャ要求にNOを言えるのか

公開日: 更新日:

「ホテル代はIOC持ちでも、丸一日、運転手や世話係がつくのは毎回のことです。今回、写真誌が狙っているのは五輪貴族用のVIPラウンジでしょう。批判が多く、五輪会場内での酒の販売や提供を取りやめ、持ち込みも禁止された。組織委の橋本会長はVIPラウンジも例外ではないと言ったが、J.コーツ調整委員長に象徴されるように、IOC幹部は特権意識が強い。『酒はNO』に黙って従いますかね」

 そういえば、女性蔑視発言で辞任に追い込まれた組織委の森前会長が、「期間中は同じ人が毎晩パーティーばかりやっている」と五輪貴族を批判していたことは記憶に新しい。

「IOC幹部は、VIPラウンジで酒を飲みながら五輪を見るのが何より楽しみという連中がほとんどですからね。組織委はここまでIOCの言いなりできた。例えば、開幕前に『選手村は酒の持ち込みOKだ。ラウンジにも酒を用意しろ』と言われた時、『規則ですからダメです』と、ピシャリとはねつけられるとは思えませんね」(前出の元幹部)

 国民の“マグマ”が噴き出すか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した