箱根駅伝まで2週間…「世界陸上」有望選手の故障が心配な日本陸連の複雑胸中

公開日: 更新日:

「高校野球で球数制限がない頃、プロ野球のスカウトは有望投手が甲子園で酷使されている姿をひやひやしながら見ていたそうです。『肩や肘を壊されたら終わり。本音は地方予選で負けてほしい』という話を聞いた。陸連にとっては、駅伝を走る三浦や不破も同じではないか。サンショーの三浦は世界陸上でメダルが狙える。女子の長距離界に現れた新星の不破は今が伸び盛り。順調にいけば、東京五輪女子1万メートルで7位の広中璃梨佳に続き、パリ大会で入賞が狙える。その不破は今季、全日本大学女子駅伝で5区を走り、6人抜きで区間賞。東日本駅伝も群馬のアンカーで37秒差を逆転して優勝。団体戦の駅伝も楽しいでしょう。好事魔多しで、こういう時こそ故障が怖いのです」(前出のOB)

 ちなみに、1月の全国女子駅伝は陸連の主催。群馬のエースに「出るな」とは言えないし……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース