視聴率低迷の別府大分毎日マラソンを救うか? 青学大主将出場で関係者が弾くソロバン

公開日: 更新日:

 20年大会は、前月の箱根4区の区間新で青学大の優勝に貢献した吉田祐也(4年=当時)が出場。学生歴代2位、初マラソン日本歴代2位となる2時間8分30秒をマーク。さらに日本人トップの3位で陸上界を驚かせた。

 この時、吉田は大手菓子メーカーに就職が内定していた。社会人になったら競技をやめる決意を固めていたが、周囲の説得により翻意。インターネット関連事業会社GMOの陸上部に進んだ。

「吉田君は2度目のマラソンとなった同年の福岡国際では、2時間7分5秒(日本歴代9位=当時)で優勝。今はパリ五輪のマラソン代表を狙っているそうです。今年は後輩の飯田君が初マラソンの別大でドデカイことをやってくれそうな気がします。大会が近くなってマスコミが飯田君の参戦や2年前の吉田君のことを取り上げて、偉業の予感をあおってくれたら例年より数字(視聴率)は上がるんじゃないですか」

 前出の関係者はこう言ってそろばんをはじいているのだが、さて……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇