■「現状維持では大関復帰は難しい」
「高砂一門の親方の中には『以前ほどの集中力がない』と言う人もいます。照ノ富士くらい『なにくそ!』と思っているならば期待もできるけど、現状維持では大関復帰は難しい。朝乃山は右四つが得意だが、立ち合いから差しにいく安易さが相手に読まれ、苦戦するケースもあった。謹慎中の主な稽古相手だった朝乃若は182センチと上背はあっても、体重は134キロとやや軽量。朝乃山とは実力差があるしね。それでも実力を考えれば幕内復帰までは軽いでしょうが……」(前出の親方)
真価が問われるのは来年以降だ。