2回戦敗退の横浜(神奈川)もベンチ入り18人中、エースと遊撃手を含む9人の1、2年生が残っている。中でも1年生は逸材揃いとか。
ベスト8入りした九州学院(熊本)はバッテリーを含めた6人が甲子園でベンチ入り、経験値は十分だ。
「下関国際は優勝候補と言われた昨秋の中国大会準々決勝で、広陵(広島)に完封負け。1安打しか打てずに、翌春のセンバツを逃した。このときの挫折があって強いチームになった」(前出の記者)
要するに経験値が高くて、なおかつ挫折を味わっている点がポイントというのだ。仙台育英、横浜、九州学院の秋の戦いぶりは要注意だ。