駒大エース田沢廉はマラソンで世界に通用するか?全日本駅伝3連覇に貢献も気になる進路

公開日: 更新日:

「田沢は来春、トヨタ自動車への入社が決まっているが、卒業後も駒大の大八木監督に指導を受けるという。大八木監督がどこまで田沢の指導を続けるかはわかりませんが、マラソンの五輪代表になった駒大OBは昨年の東京大会の中村匠吾ぐらいしか記憶にない」と実業団OBは続ける。

■アフリカ勢を倒せるか

「トヨタには駒大OBの西山雄介が在籍しており、2月の別府大分毎日では初マラソンで優勝。7月の世陸はマラソン2回目で13位だった。元日のニューイヤー駅伝優勝3回のトヨタも、最大の目標はこの大会の優勝です。田沢がマラソンでアフリカ勢を倒すには、東京五輪6位の大迫(傑)のように駅伝とは無縁の海外で新たな指導者や練習法を探すべきです」

 駅伝王国から五輪マラソンのメダリストはもう無理か。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇