FA田村龍弘ロッテ残留で早くも正捕手争い勃発! 松川、佐藤と「三つ巴」の大混戦に
一気に混戦模様となった。
昨16日、4年総額20億円規模の大型契約でオリックス入りが決まった西武の森友哉(27)など、17年ぶりに3人の捕手がFA宣言をした今オフ。チーム内で熾烈な正捕手争いが勃発した球団がある。
今季5位に沈んだロッテだ。高卒ルーキーの松川虎生(19)が開幕スタメンに抜擢され、76試合に出場。4月には佐々木朗希(21)とのバッテリーで完全試合を達成し、「プロ野球で完全試合を達成した最年少バッテリー(合計年齢)」として、ギネス認定。昨16日の契約更改では、1100万円増の2400万円にハネ上がった。
先輩や指導者から好かれる愛されキャラの一方で、リーグワーストの捕逸6とミスが目立ち、打率.173、本塁打ゼロと打撃の課題も露呈した。その松川が右肩痛で離脱した際、佐々木朗希とマスクをかぶったのが佐藤都志也(24)。年齢は違えど佐々木朗希と同期入団で、プロ初登板のときの女房役も佐藤だった。昨季は打撃を買われての一塁起用も含めて118試合に出場。盗塁阻止率.361はリーグトップで、佐々木朗希とのバッテリーでも安定感を見せた。