阪神・大竹耕太郎「学閥入団」なんて言わせない! 紅白戦3回無安打無失点で猛アピール
先発ローテ入りに一歩前進だ。
阪神の大竹耕太郎(27)が昨12日の紅白戦で、紅組2番手として登板。3イニングを投げ、無安打無失点に抑えた。
昨年12月の現役ドラフトで、阪神から指名された左腕。17年に早大からソフトバンクの育成ドラフト4位で入団し、1年目から一軍昇格した経験を持つ。
キャリアハイは17試合に先発した19年。成績は5勝4敗、防御率3.84だが、大竹に限って極端に援護が少なく、当時はチーム内でも「まともな援護があれば、もう少し勝ち星の上積みはあった」ともっぱらだった。
とはいえ、20年以降はわずか7試合にしか登板していない。現役ドラフトに出されたということは、ソフトバンクにとってほぼ今季の構想外だったはずだ。
岡田監督は「ブルペンからずっといい。先発ローテの左は伊藤1人なんで、(大竹は)すごい戦力になりそうな感じがする」と手放しで褒めていたが……。
ソフトバンクOBは「今の調子をキープできれば期待できる」と、こう続ける。