ロッテ・安田尚憲の面目躍如…プロ6年目、首脳陣を見返す2発6打点の大暴れ!
パの首位を走るロッテの課題は攻撃力だ。
23日時点のチーム本塁打16本は、5位のソフトバンク(24本)に大きく水をあけられてリーグワースト。チーム最多がポランコの3本だから、いかに大砲がいないかがわかる。
そんな中、プロ6年目の安田尚憲(24)が、24日の西武戦で2発6打点と気を吐いた。初回に右翼へ3号3ランを放つと、三回には左翼へ4号3ラン。計6打点の活躍で勝利に貢献した。
履正社(大阪)時代にセンバツで準優勝し、17年のドラフト1位でロッテに入団。長距離砲として期待されながら、昨年までの5年間で計24本塁打。昨年の9本が最多だった。
「今年に入って18年のドラ1の藤原恭大が攻守で首脳陣の株を上げる一方で、安田は伸び悩んでいるとみられていた。他に長打を期待できる選手がいないから中軸を打っているものの、“ホームランバッターではないのかもしれない”と長距離打者としては懐疑的な声も上がっていましたからね」(ロッテOB)
そんな首脳陣の評価を見返すこの日の2発だった。