松山英樹は全米OPも優勝争いに食い込めず…首痛抱えながらプレーせざるを得ない深刻事情
PGAツアーには小平智(33)も“準シード”を持っているが、フル参戦できない。松山の後継者と呼ばれる中島啓太(22)、東北福祉大後輩の蝉川泰果(22)や金谷拓実(25)が米ツアーのメンバー資格を手に入れるにはもう少し時間がかかる。
■若手の面倒見がいい
「若手が米ツアーを主戦場とし、結果を残すようになるまでは、自分が日本人選手のトップとして米国でプレーを続けるつもりでしょう。ヒデキは今、フロリダを拠点に男女を問わず米国に挑戦する若手と一緒にラウンドして、テクニックをアドバイスしたり食事をともにするなど面倒見がいい。日本ゴルフ界を代表する立場もわかっている。首痛で打ち込みもできず、だましだましプレーしても4日間戦いそれなりの結果を残す。PGAツアーのトップ30しか出場できないプレーオフ最終戦も2014年から9年連続出場中で、これは継続中の選手では最長ですよ」(前出の関係者)
体がぶっ壊れるまで戦う覚悟があるはずだ。