男子体操エース橋本大輝 宿命のライバル張博恒との決戦へカギは「東京で銀」だった団体戦
「穴があったら連覇なんてできない。鉄棒が得意ですが、6種目のバランスが非常にいい。五輪で個人総合連覇を達成した内村航平もオールマイティーな選手だった。プレッシャーは、個人総合より団体戦の方がはるかにかかる。前回の地元での五輪は銀。エースとして日本チームを引っ張らないといけない。いずれにしても、団体戦の結果が、その後に行われる個人総合に大きく影響するでしょう」
東京五輪の個人総合で金メダルを獲得し、五輪王者として臨んだ21年の世界選手権では、張に敗れ、0.017点差で銀メダルに終わっている。
宿命のライバルとの決着は、パリでつけることになりそうだ。