MF遠藤保仁が引退表明、地元J2鹿児島移籍が幻に…国際Aマッチ152試合は日本代表最多

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 サッカー人生のハイライトのひとつに「99年世界ユース選手権(現U-20W杯)ナイジェリア大会」準優勝が挙げられる。

 同学年のMF小野伸二(44)、FW高原直泰(44)らとともに「黄金世代」と呼ばれ、レベルの高いパスサッカーと高いポゼッションで世界をアッと言わせた。

 盟友である小野、高原が23年シーズン限りで引退したことも、今回の遠藤の引退表明に繋がったとする向きもある。

■元旦のブログには「健康第一でサッカーを楽しみたい」と書き込み

 しかし、あるサッカー関係者は「元旦のブログに『健康第一でサッカーを楽しみたい』と書き込み、現役を引退する気配はまったく漂っていなかった。確かにJ2でも若手選手のスピードについていけず、23年シーズンは21試合出場・5アシスト止まり。終盤はプレー機会が激減した。J1で迎える24年シーズンに対して不安がよぎったとは思うが……」とさらにこう続ける。

「遠藤の生まれ故郷のプロクラブ鹿児島が昨シーズン、J3で2位に食い込んで23年シーズンのJ2に自動昇格を決めた。観客動員増の目玉としてご当地選手の遠藤が完全移籍するというのが、かなり信憑性の高い話として出回っていた。なので今回の現役引退表明には驚かされた」

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