ドジャース大谷、ダルビッシュとの初対決に追い風 韓国開幕戦「高尺スカイドーム」は打者有利
大谷翔平(29)、山本由伸(25)のドジャースが日本時間15日未明、ソウルで行われるパドレスとの開幕シリーズ(20、21日)に向けてキャンプ地アリゾナ州から渡韓した。
大谷は4度目の開幕投手を務めるダルとの初対決が予定され、山本はメジャーデビュー戦となる第2戦で、3年連続2ケタ勝利中の右腕マスグローブと投げ合う。
大谷はオープン戦8試合に出場し、22打数11安打の打率.500、2本塁打、9打点、OPS(出塁率+長打率)1.486をマーク。昨年9月に受けた右肘靱帯修復手術から順調な回復ぶりで、快音を響かせた。
リーグをまたいでの2年連続本塁打王に向けて死角はなさそうだが、開幕戦でいきなり打棒が爆発しそうだ。
開幕シリーズが行われる高尺スカイドーム(ソウル市)は長打が出やすい球場として知られる。韓国プロ野球「キウム・ヒーローズ」の本拠地である同球場は中堅120メートル、両翼90メートル。韓国では平均的なサイズだが、同国野球データサイトによれば、昨季1試合平均本塁打数は1.150、同二塁打1.130、三塁打0.970。本塁打、二塁打とも9球場中、3番目に多かった。