松下&向井だけじゃない…あの吹石一恵も“ゲゲゲ”が転機に
「ゲゲゲ」で松下の夫・つまり水木さん役を演じた向井理(33)も状況はまったく同じだ。こちらは「ゲゲゲ」まで4年のキャリアだが、目立ったドラマはNHKの「ママさんバレーでつかまえて」で準主役を演じたぐらい。しかし、「ゲゲゲ」後は「S―最後の警官」(TBS)、「死の発送」(フジ)、現在放送中の「遺産争族」(テレ朝)などで主役を張っている。ちなみに松下、向井の2人は「ゲゲゲ」が放送された10年に行われた各賞の新人賞や主演女優賞、助演男優賞を総ナメにしている。
変わったところでは、今年、紅白初出場となる星野源(34)、後に「マルモのおきて」で人気者となる鈴木福(11)、「昼顔」で“壁ドン”ブームを起こした斎藤工(34)も「ゲゲゲ」に出ていた。
つい先日、全国の女性を「福山ロス」に陥れた吹石一恵(33)も“ゲゲゲ女優”と言っていい。こちらは映画版「ゲゲゲの女房」で主人公・布枝さんを演じていた。
「吹石が福山雅治(46)と知り合ったのは映画版『ゲゲゲ』が公開された10年といわれている。映画で演じたけなげな女房役が福山のハートをつかんだ可能性が大です」(芸能記者)
日本の漫画界ばかりか、水木さんは日本の芸能界にも大きな影響を与えていたというわけだ。