SHIHO明かす ギャラ桁違いでも“女優転身”しなかった理由
本を出しても、「売れなきゃ意味がないでしょう?」とちゃめっ気たっぷりに話す。自分に必要だと思ったら、周りの意見を素直に聞き入れる。セルフケアだけでなく、セルフプロデュースにもたけている。
■女優の方がゼロがひとつ多い時代
小雪、米倉涼子、吉瀬美智子など同世代はモデルから女優への転身組が活躍している。SHIHOも、ドラマ「MR.BRAIN」(09年)やNHK「トップランナー」の5代目司会者などを務め、モデルからテレビにシフトするのかと思われた。
「『自分は何の人?』という気持ちが常にあります。ひとつの軸が大事。女優業の厳しさや競争率の高さも知っているつもりです。私がモデルになりたての頃はいまとは異なり、女優の方がヒエラルキーが高く、ギャランティーもゼロがひとつ多い時代でした。当時、フォトブックを出したのも、ひとりでも多くの人にモデルもひとつの個性として認めてもらいたいという願いから。ひとつの職業として認めてもらえるよう頑張ってきたってところでしょうか」
夫で総合格闘家の秋山成勲と、5歳の娘と暮らす日々。「主人も私も自由人。時間ができたらハワイに行くか! って即実行です」。
この並々ならぬバイタリティーがカリスマたるゆえんだろう。