「体にいい」も逆効果…「頭痛によくない」食品と食べ合わせ

公開日: 更新日:

 アミノ酸の一種である「アスパラギン酸」に血管拡張作用がある。脂肪の燃焼を助けるサプリメントなどに多く使われている。

「こうした食品を口にしただけで、必ず頭痛が起こるわけではありません。しかし、食べる量や回数が多かったり、重複して食べすぎたり飲みすぎたりすれば、それだけ頭痛を引き起こしやすくなります」

■季節や体調が絡む最悪パターンも

 季節の変わり目や天候不順による気圧や気温の変化、ホルモンバランスや生活リズムの変化も頭痛を引き起こす要因になる。そうした危険因子がいくつも重なっているタイミングで頭痛を誘発する食品を食べれば、さらにリスクが高くなる。

 また、休日は日頃のストレスから解放され、ただでさえ血管が緩んでいる。そこに寝すぎが加わると、さらに血管が拡張して頭痛を起こしやすくなる。寝すぎて頭が痛くなるのはそのためだ。

「週末に居酒屋やバーで頭痛を誘発する食品をたくさん飲食した後、休日は昼まで寝ているというパターンは最悪です。危険因子が2つ以上重なれば、まず間違いなく頭痛を引き起こします」

 片頭痛に悩んでいる人はもちろん、そうでない人も日頃から“頭痛によくない食品”を意識しておきたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…