「体にいい」も逆効果…「頭痛によくない」食品と食べ合わせ
アミノ酸の一種である「アスパラギン酸」に血管拡張作用がある。脂肪の燃焼を助けるサプリメントなどに多く使われている。
「こうした食品を口にしただけで、必ず頭痛が起こるわけではありません。しかし、食べる量や回数が多かったり、重複して食べすぎたり飲みすぎたりすれば、それだけ頭痛を引き起こしやすくなります」
■季節や体調が絡む最悪パターンも
季節の変わり目や天候不順による気圧や気温の変化、ホルモンバランスや生活リズムの変化も頭痛を引き起こす要因になる。そうした危険因子がいくつも重なっているタイミングで頭痛を誘発する食品を食べれば、さらにリスクが高くなる。
また、休日は日頃のストレスから解放され、ただでさえ血管が緩んでいる。そこに寝すぎが加わると、さらに血管が拡張して頭痛を起こしやすくなる。寝すぎて頭が痛くなるのはそのためだ。
「週末に居酒屋やバーで頭痛を誘発する食品をたくさん飲食した後、休日は昼まで寝ているというパターンは最悪です。危険因子が2つ以上重なれば、まず間違いなく頭痛を引き起こします」
片頭痛に悩んでいる人はもちろん、そうでない人も日頃から“頭痛によくない食品”を意識しておきたい。