アレルギーで悩むなら古いカーペットやソファを捨てる

公開日: 更新日:

 では、どこにダニが多く、どんな対策を講じればいいのか。
「特に多いのは、寝室、衣類を置いているところ、リビングの3カ所。ダニ対策の基本は、増殖を防ぐ、家にいるダニの数を極力減らす、です」

 具体的には、チリダニのエサになるチリやホコリを頻繁に掃除。布団はこまめに干し、掃除機をかける。マットレスなども掃除を怠らないようにし、早めのサイクルで買い替える。シーズン中ほとんど着なかった衣類は処分し、保管したいものは密閉容器に乾燥剤と一緒に密閉し、外に出しておくのはよく着る衣類だけにとどめる。

 リビングはソファ、クッションが要注意。ダニが中に入り込みにくい革や合皮製に。布地のものはNG。カーペットはダニの温床になるので、アレルギー患者がいる家庭では使わない。
「ダニはめったなことでは死滅しません。たとえば、ダニがついた布を洗剤液に1週間つけても完全には死滅せず、洗濯機や掃除機を使っても必ず生きたダニが残ります」

 そして、1匹のメスダニは生きている間に100個程度の卵を産むので、数カ月後には莫大な数に増殖する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」