激しい運動は不要 糖尿病改善には半年間の「速歩き」が効く

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「今より多く歩けば、激しい運動をしなくても生活習慣病はよくなる」と言うのは、「ゼロから始める『医師が教える』ウォーキング」(KADOKAWA/メディアファクトリー)の監修者、東京山手メディカルセンター・西田潤子健康管理センター長だ。西田医師はウオーキング医学研究の第一人者のもとでウオーキングによる医学的効果を研究。初心者も熟練者も、知ると得する情報を聞いた。

■生活習慣病予防・改善に「ライフスタイル・ウオーキング」

 ウオーキングには3つの種類があるという。

「運動として行うエクササイズ・ウオーキング、時間をかけて長距離を歩くロング・ウオーキング、そして日常生活の中で意識的に歩くライフスタイル・ウオーキングです。“ライフスタイル”は仕事や家事の歩きも含め、強度は低くてもある程度の運動量を保つことができ、習慣化しやすい。だから、生活習慣病予防・改善にはベストです」

 歩くための時間を特別につくったり、速足で歩いたり……といったことは不要。昼食の店を会社からちょっと遠いところにするなどでOKだ。

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