高血圧、糖尿病、がんに効果 「きくち体操」ってなんだ?

公開日: 更新日:

 菊池和子氏(80)が提唱する「きくち体操」は、人間の体の仕組みを理解したうえで、脳を使って動かす部分に意識を集中させ、自ら体を健康にしようとする動作である。高血圧糖尿病がんさえも克服した例が出ている“命の体操”とは――。

■動かす部分に意識を集中

 川崎教室を本部に、現在83クラス(一般クラス・クリニカルクラス・男性クラス)を展開する「きくち体操教室」は、受講者3000人以上、平均年齢64歳。最高齢は94歳というから驚きだ。高齢者の多さから察せられる通り、ダンスや筋トレに励む教室ではない。

「50年以上も前のこと。“体のどこをどう動かすと、どこにどういいのか”という素朴な疑問が出発点でした。
 体は手、足、内臓…、ほとんどの部分が筋肉によってできていて、大部分の筋肉は、脳からの指令によって動いています。ですから、例えば手の一本一本の指を動かすときも、脳とつなげながら動かすので、ゆっくり行います。そうすることによって筋肉が育ち、脳が活性化し、よりよく動かせるようになっていくのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭