ガガと同じ線維筋痛症 如月まぁやさん“見えない痛み”語る

公開日: 更新日:

 専門の診断医によって病名には納得できたものの、治療は投薬と近赤外線で体を温めることぐらいしかありません。あとは「筋力が落ちないように適度な運動をして」と言われただけ……。できるのはお散歩ぐらいですけどね(笑い)。

■「内部障害」のマークを着けていても、席を譲ってくれる人はほとんどいない

 病歴7年になります。今は月1回ペースで東京駅近くの「東京リウマチ・ペインクリニック」に通院して、1日に27錠の薬を飲んでいます。線維筋痛症の痛みに対する薬と、それに伴う副作用に対する薬です。でも、正直にいうと、あまり効き目はありません。それでも、体調をコントロールすれば外に出られるくらいにはなったので、寝たきりよりはましになりました。

 シンガー・ソングライターとしての活動はささやかなものです。1年12カ月中の10カ月はつらくて動けないから……。夏の日差し、冬の寒さはもちろん、季節の変わり目や梅雨、長雨の時季などはほとんど活動できません。痛みがひどいと死にたくなるくらいですが、そういうときはまったく動けないから自殺もできません。といっても、音楽活動やブログを始めてからは、私を支えにして生きている人を裏切ることになると思うから、思いとどまっています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…