49歳で手術 川原みなみさん「腰椎すべり症」で体内にボルト4本
医師にそう言われて、2015年7月末にその病院で手術を受けました。
■術後2~3日はベッドの上で「寝返りもダメ」
腰にボルトが入り、コルセットでガチガチに固定され、3日間はすごい痛みでした。ボルトが体の中で動いてしまうと再手術になるらしく、2~3日はずっとベッドであおむけに寝たままでいないといけません。寝返りもダメで、それはそれはつらかったです。その後、トイレに歩き出す時も、ほんの数メートルなのに車椅子。起き上がる時も車椅子に移る時も、便座に座る際もドキドキでしたし痛みもありました。とにかく、背骨を曲げないことだけに集中した日々でした。
リハビリを経て2週間で退院になりましたが、がっちりしたコルセットを装着したままの不自由な生活が続きました。術後はボルト固定された違和感や鈍い痛み、時に電気が走るような痛みもあり、痛み止めの薬を飲んでいました。術前からの脚のむくみも改善されず、パンパンで痛いほど。「こんな脚じゃスカートもはけない。手術したら良くなると思っていたのに……」と、とても落ち込みました。