野菜補給目的の「追加」が実は…炭水化物増しの落とし穴
特に女性の間に浸透しているように見える「大豆=ヘルシー信仰」も気に掛かる。確かに大豆は健康食品なのだが、タンパク質を多く含んでいて、意外とカロリーが高いということを忘れてはならない。
居酒屋などで同席した女性が、豆腐や湯葉を使った料理を頼んで、「野菜はこれでOK」と言わんばかりに安心しているのを見ると、「それは野菜とは違う」とたしなめたくなる。おせっかいなのは承知なので、実際には黙っているにしても。
同じように、コンビニで前に並んでいるOLさんが、おにぎりの他に「ごろごろ野菜のナントカ」を買おうとしているのを見るたびに、僕はこんな言葉を喉元で押しとどめているのだ。
「その『ごろごろ野菜』って、カボチャやジャガイモなんじゃないの? それって炭水化物で、ご飯と一緒だから」