抗凝固薬は古い薬と新しい薬では価格差が50倍もある
ほかにも、ワーファリンは10年以上にわたって服用していたり、コレステロール値や尿酸値が高い体質の人などは、血管の石灰化が起こりやすくなる副作用があります。該当するタイプの患者さんなど、価格が高くてもDOACの方が向いているケースもあるのです。
今後は高齢化がますます進むことで心房細動の患者さんが増え、抗凝固薬の処方も増えるのは間違いありません。医師の言いなりではなく、効果、価格、副作用のバランスをしっかり考えたうえで薬を選択することが大切です。