“無塩生活”3日間トライ 切り干し大根は意外なお役立ち食品
「いい仕事をしてくれたのが、切り干し大根。ダシがすごく出る。切り干し大根、干しシイタケ、ニンニク、ワカメで作ったスープなんて、すごくおいしかった。ご飯を入れたら韓国料理のクッパみたい」(芹澤さん)
毎日お腹いっぱい食べていたが、むくみの原因となっていた余分な水分が抜けたのか、3日間で体重は1・3キロ減。朝起きたら顔がパンパン、ということもなかった。
「体が軽くて非常に快適。普段お酒をよく飲みますが、無塩の間はお酒を欲しなかった。そして気付いたのは、『私、塩分を結構たくさん取っていたんだな』ということ。油や動物性脂肪の取り過ぎには注意するけど、塩分量は気にしていなかったんです。“無塩明け”に外食したんですが、何度も食べたことのある料理が妙に塩辛く感じました」(芹澤さん)
トラベルライターという仕事柄、国内外を飛び回っていて外食も多い。今後は、出張から戻ったら無塩にしようと考えている。ただし、食を楽しむことはやめたくないので、期間限定で。
管理栄養士の則岡孝子さんが言う。
「ナトリウムも体に必要な成分ですから、長期間の無塩はお勧めできません。しかし、3日ほどなら、ぜひ。楽しく減塩できる方法が身に付くので、特に高血圧の人は実践してほしいです」
読者の皆さんも、「やってみたら楽チン」と思うかも。