オール阪神さん脳梗塞で「言語に支障が出るかも」と言われ…

公開日: 更新日:

 脳梗塞でそういう症状が出るのは知ってはいましたよ。

 だけど、まさかと思ってたんです。その病院にかかった時、自分でクルマを運転して行けたくらいですから。“オレオレ詐欺”に引っかかった気分でした。でも、後で相方も言うてました。トーク番組に一緒に出た時、「何かおかしい」と思ったって。

 梗塞は前後左右に何カ所か起きてました。集中治療室で点滴治療を受けながら、絶対安静で10日間。トイレにも行けないから、若い女性の看護師さんにとってもらうのがイヤで、おしっこは自分でとって、大きい方は数日辛抱しました。

 ただ、しんどくはなかったんで、指のリハビリはずっとしてました。小声で「1、2の3の4の2の5……」と手遊び歌を歌いながら両手の指先を動かしたりして。最初は右手の指が動かしにくかったですね。

 先生は「ひょっとしたら言語に支障が出るかも」とおっしゃるので、頭の中でず~っと漫才の稽古もしてました。でも、漫才のネタは相方がいたらスッと出てくるもんも、ひとりではうまく出てけぇへんのですわ。相方に病院へ来てもらいたくても、集中治療室は家族以外は入られへん。そんな中、強行突破して西川きよし師匠が「元気してるか?」って来てくれはってうれしかったですね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース