著者のコラム一覧
安倍里葎子歌手

1948年、北海道札幌市生まれ。70年に「愛のきずな」でデビュー。83年、橋幸夫とのデュエット曲「今夜は離さない」が大ヒット。その後、桜木健一、松方弘樹らとデュエット曲を次々と発売し、デュエットの女王の異名を得る。

娘の元気な姿を見せることも介護のひとつの形だと思う

公開日: 更新日:

 細い体で、車椅子から母を持ち上げ、入浴させる介護は容易なことではない。

 こうなると体力が勝負である。幸い安倍さんは、健康管理のために長年、体力トレーニングを日課にしてきた。自宅の床に専用マットを敷き、腹筋(あおむけに寝て、膝を立て、腕を前や横に出す)を100回繰り返して就寝した。地方の宿泊ホテルにマットがないときは、ベッドを利用し、同じストレッチで汗を流す。

 食事にも気をつけ、できる限り塩分を抑え、魚、肉、野菜というバランスを考えた食を心がけてきた。

 午前2時ごろにベッドに入り、8時ごろに起床する。睡眠時間は平均6時間程度だという。

「毎年、健康診断を受けていますが、比較的良好でしょうか。これまで、帯状疱疹が2回、中耳炎、胃けいれんを各1回患いましたが、おかげさまで、それ以上の大病にかかったことがありません」

 母親の介護に疲れ、やり切れぬ鬱憤を晴らすために、酒の力を借りることもあった。母親を寝かせた後、うつろな目をしてテレビを見ながら、ひとりでつい深酒をしてしまう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭