タイプ別3つの「痛みナビ体操」で頑固な腰痛にサヨウナラ
②反らした状態を2~3秒保ったら、元の姿勢に戻す。
■前屈改善型→壁おじぎ体操
①壁に背を向けて立つ。1歩離れ、両手を腰に当て、壁にもたれかかる。骨盤を壁から離さないようにしながら、体を前に倒す。
②倒した状態を2~3秒保ってから、元の姿勢に戻す。
■側方改善型→お尻ずらし体操
①左右どちらか腰痛が強い側の反対側を壁にして立つ。左側が痛い場合は、体の右側を壁に。
②壁から1歩離れ、ひじを曲げた状態で壁につけ、もう一方の手は骨盤に置く。両肩とひじを水平に保ちながら、お尻を壁側にずらす。
③ずらした状態を2~3秒保ったら、元の姿勢に戻す。
「2~3秒かけてゆっくり動かします。可動域は小さくてもいいので、下部腰椎をしっかり動かすことがポイント。そのためには、壁おじぎ体操は骨盤を壁から離さないようにし、お尻ずらし体操は両肩とひじを水平に保つ。フォームが乱れると効果が薄れます」