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小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

「心」がつながっていないのに「体」がつながるはずがない

公開日: 更新日:

 さらに先生が提示した課題は、セックスレスについて。「閉経以降の既婚女性は性欲が落ち、交際相手のいる単身者はさほど性欲が落ちない」と、この研究会のデータにあります。夫婦間の性生活が女性にとって魅力に乏しい点が要因のひとつですが、先生は女性の受け身型セックスも問題と指摘しました。既婚女性が自分から求めることがあるのは36%、単身者は63%(いずれも過去1年に性交ありの女性)。この数字から女性自身も性生活に対して主体的になる意識が必要であると言います。

 先生にセックスレスを改善するコツを聞きました。まずは目を合わせて笑顔で挨拶を心掛ける。次に相手の心に触れる言葉掛けを意識する。そして隣に座る・寄りかかるなどをし、普段の生活で肌が触れ合う機会を徐々に増やしていく。このように、段階的に進めていくといいそうです。

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