首・肩<下>肩こり改善に必要な肩甲骨チェックと5つの体操

公開日: 更新日:

 寝返りが打てないと、特定の部分に負担がかかり、その部分の血流が悪くなり疲れがたまる。それで朝起きたときの寝違えや腰痛が起こるのだ。

「体がこわばっていると自由な寝返りが打てないので、寝る前に肩と股関節のストレッチをする。また、肩と骨盤を合わせて、体が一体となって寝返りが打てるか、体をゴロゴロ転がして確認してから睡眠に入るといいでしょう」

 頭や体が枕や布団に沈み込むと、寝返りが打ちづらくなるので適度な高さ、硬さのものを使う。分厚い掛け布団やサイズの合っていないパジャマなども、体が動きづらくなるので要注意だ。

 「下がり鎖骨」も肩こりの原因になる。鎖骨は本来、左右が少し斜め上に上がったV字ラインを描いているが、下がり鎖骨は横一本のラインに水平化した状態。鎖骨は中央は胸骨、外側は肩甲骨とつながっているので、鎖骨が下がれば必ず肩甲骨も下がる。そして、鎖骨が下がるほど、肩こりの重症度が増すことが分かっているという。

 下がり鎖骨は、スマホを使っているときの長時間の悪い姿勢、片側の肩にばかり重いカバンを掛けている習慣などがあると起こりやすいという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された