足腰の筋肉が鍛えられる「古武道」は転倒予防にも役立つ

公開日: 更新日:

 腹の底から声を出して気合を入れる。同時に体を激しく動かしても、息切れすることなく、呼吸をするリズム感を失わないことも心肺を丈夫にするという。

 高齢化社会で、人身事故を起こす高齢者の交通事故が後を絶たない。

 加齢に並行して、「反射神経」が鈍くなり、目で物の動きを追う(視認)「動体視力」も落ちてくるからだ。

「高齢者はそのことに気が付かない。“俺はまだ大丈夫”だという過剰な自信です。しかし、古武道は、若者に劣らない反射神経と動体視力を持つことが可能なのです」

 そうはいっても、古武道修練者とはいえ、風邪もひくし、血圧高めの高齢者もいる。

「古武道は体を鍛え、同時に精神力も高まります。病気にかかれば病院の世話になります。でも、たとえ病気にかかっても落ち込むことなく冷静に、平常心を失わない精神力を体得することが武士時代から続く古武道の利点ともいえるでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育