入浴時間は10分以上30分未満に抑えなければならない理由
なお、ダイエット目的で、長時間湯舟に浸かり大量の汗をかくことを日課にしている人もいるかもしれないが、そもそも運動と入浴とでは汗の出る仕組みが違う。
「自分の脂肪を燃焼させて体を動かし、結果として体温が上がり汗をかくのが運動。入浴の場合は脂肪を燃焼させているわけではなく、お湯から熱を受け取って体温が上がり、汗をかくだけです」
それでも入浴時にダイエット効果を求める人には「高温反復法」がお勧めだそうだ。やり方は簡単。熱いお湯(お湯の温度は42度~43度)の中に、短い時間(2~3分)で出たり入ったりを計3回程度繰り返す。これなら体の負担も少なく、1回の入浴で約300~400キロカロリーを消費できるので、ダイエット効果も見込まれる。長風呂が苦手な記者にもうってつけだ。さっそく今晩から挑戦してみたい。