著者のコラム一覧
下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

在宅医療とはどのような医療でしょうか?病院との違いは?

公開日: 更新日:

 よく「在宅医療と病院との違いは何ですか?」といった質問を受けることがありますが、僕の解釈では、病院はあくまでも治療するためだけに行くところで、入院というのは患者さんにとって「治療道場」みたいなものだと思うのです。味もそっけもなくて、朝6時に起きて夜9時に寝る。食事もそれなりで、朝8時、昼12時、夕方6時ときちんと決まっている。例えばお年寄りの患者さんが夜に「トイレに行きたい」からとか「眠れない」などといって出歩いていたら、危ないし睡眠が十分に取れていないといった判断で、睡眠導入剤を出したり、場合によっては身体抑制をするといった具合に、どうしても管理する視線が先に立ってしまいます。

 一方、在宅医療では、生活の延長線上に治療があるという発想ですから、ネットフリックスなどを見て夜更かししようが、お酒を飲もうが、患者さんの自由です(もちろん、病気治療のためにNGなことがあれば、それはやめてもらいますが)。

 例えば患者さんでよくあるケースが「食後に飲む薬」を余らせることです。最近は1日2食の人も珍しくありませんよね。そういう患者さんに朝昼晩と食後3回飲む薬を出すと、どうしても1回分が余ってしまいます。そんな時は、最初から朝と夜の薬で、症状をコントロールできる処方を考えるわけです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」