著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

間違った情報に振り回されない…本当に必要かまずは自問を

公開日: 更新日:

 からだに関する悩みはだれにでも1つや2つあるかと思います。特に性に関する悩みでは、人に相談しづらい分、不確かな情報に引き込まれてしまいがちです。

 男性でいえば、仮性包茎。ひと昔前は「むけているのが男」といった広告が見受けられましたが、現在は「ほとんどの仮性包茎は手術が必要ない」という正しい情報が広まり、この手の広告が減りました。しかし、「むけているとよいセックスができる」「モテる」「早漏にならない」など、間違った認識を持つ人はいまだ少なくありません。

 女性の例で最近よく目にするのが「陰毛処理は欧米では当たり前」「不衛生だから処理するべき」「寝たきりになったときに介護の人に迷惑をかける」といった記事。商品やサービスを宣伝する記事広告の場合も結構あるのですが、心を動かされてしまう人もいます。

 しかしよく考えれば「欧米では当たり前」って、なんでも欧米が正しいような話も変だし、我が家には温水洗浄便座があるのでデリケートゾーンの衛生面に不便さを感じたことがない。

 将来、確実に寝たきりになるわけではなく、高齢になると毛は全体的に薄くなることを考えると、真に受ける話ではないですよね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された