何をしたくて何をしたくないか…医療スタッフに言葉で伝える
容体が急変した時どうするか? 患者さん本人だけでなく、ご家族やご親戚も含めて医師と事前に話し合っておくべきです。
さらに、日頃から何に不安を感じているか? 何がしたいか? これは在宅医療開始時だけでなく、折に触れ、医師側に伝えてください。
体の痛みや薬への不安のほか、金銭的な悩み、末期がんなどでは家族を残していくことの不安……。「来月の娘の結婚式にはなんとしても出たい」「家族と温泉旅行をしたい」「最期に大好きなワインを味わいたい」といったことなど、療養生活全般にわたる、気になることすべてです。
最高の在宅医療とは、患者さん、ご家族、医師側が思いをすり合わせ、一丸となってつくりあげていくものなのです。