腰<上>腰痛に効く3つの「ちょいストレッチ」専門医が指南

公開日: 更新日:

「腰が痛くなる大きな原因のひとつは、肩こりと同じで『腰回りの筋肉のこり』です。『こり』とは、筋肉が硬く縮んで、緩みにくくなっている状態ですが、知覚神経によって『痛み』として捉えられ、脊髄を通って脳に伝えられます。この痛みの情報が伝わるときに交感神経が刺激され、その作用で血管が収縮して細くなります。すると筋肉に運ばれてくる酸素が減り、筋肉が緩むときに必要な『ATP(アデノシン三リン酸)』という分子が不足します。こうなると筋肉のこりがますますひどくなり、さらに交感神経が刺激され、血管が収縮するという『腰痛の悪循環』を起こすのです」

 腰痛を改善するには、この悪循環を断ち切らなければならない。そのために第一にすべきことは、「腰のこり」を改善させることだという。

 そこで戸田院長が考案し、腰痛患者に実践してもらっているのが「ちょいトレ」と称する「ストレッチ」と「筋トレ」。どれも1分程度で簡単にできる。

 特に原因不明の腰痛を繰り返している既往歴のある人や、コロナ禍のリモートワークで長時間座りっぱなしで仕事をしている人などに実践してもらいたいという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由