鼻<下>薬を使わずに鼻詰まりを治す3つの方法 専門医が指南

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 鼻腔内に炎症もなく、鼻水もたまっていないのに鼻の通りが悪い場合は、何らかの理由で鼻腔内が狭くなっていることがある。

 これを解消するには、鼻をつまんで呼吸を止めるといいという。呼吸を止めると、脳は酸素不足を察知し、体内に空気を取り込むために鼻腔を広げる指示を出すのだ。

■鼻つまみゆらゆら

 用意する道具はない。①背筋を伸ばして椅子に座る②鼻から息を吸い、少し吐く(鼻詰まりがひどいときは口で行う)③息を止めたまま、ゆっくりと頭を上下左右にゆらしたり、振ったりする。苦しくなったら指を離し、鼻からゆっくり呼吸する。

「ハミングをすると、鼻腔内の一酸化窒素(NO)の濃度が通常の鼻呼吸の15倍になるという実験結果が出ています。NOには鼻腔粘膜の線毛運動を促進することが分かってきているので、細菌やウイルスの侵入を防ぐ効果が期待できます」

 ハミングするときは、舌を上顎につける。鼻から息を吸って、鼻から吐く鼻呼吸で行う。眉間の辺りに音を震わせるつもりで、次第に声を大きくしていくのがコツだ。

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