首<上>頚椎症には痛みナビ体操が効く リハビリ専門医が推奨
頚椎が硬くなっていると、1回目にかえって痛みが強くなるときがあるので、1回で判断せず、それぞれ10回程度繰り返してみる。
首引き運動で痛みが改善するようなら「後方改善型の首引きタイプ」、首反らし運動で改善するようなら「後方改善型の首反らしタイプ」となる。
「前方改善型」も「うつむきタイプ」と「顎出しタイプ」の2つのタイプがある。確認の仕方はこうだ。
③うつむき運動
背筋を伸ばして顎を少し引いた姿勢から、顎を喉に押し付けるように、顔をゆっくりと下に向けて倒し、戻す。
④顎出し運動
背筋を伸ばして顎を少し引いた姿勢から、顎をゆっくりと前に出し、戻す。顎を突き出すときに、背筋が曲がらないように首だけを前に出す。
次回は、この4つのタイプに合わせた「痛みナビ体操」のやり方を紹介する。