著者のコラム一覧
田中智子「うぐいすヘルスケア株式会社」代表取締役

シーメンスの補聴器部門でマーケティングの勤務を経て、2020年補聴器販売会社「うぐいすヘルスケア株式会社」設立。認定補聴器技能者資格保持。

難聴は認知症の最大の危険因子…軽度でも発症率が2倍高い

公開日: 更新日:

 私たちは言葉を聞いて、頭の中で理解します。この頭の中で聞いた言葉を理解する時に必ず、その言葉と共に伝わる感情も受け止めています。そして、それに伴い、複雑な高次の脳機能の働きを行うのです。

 難聴と認知症についての10年間の追跡調査によると、高度難聴の人は難聴がない人に比べて認知症の発症率が5倍高く、軽度難聴であっても2倍高いとの結果でした。

 難聴は別名「ほほ笑みの障害」と呼ばれています。聴覚は私たちの情操に影響を与えるとても重要な感覚器官なのです。聞こえが悪いと感じる、または周囲から指摘されるようなら、早い対策が必要なのです。

【連載】認知症を予防する補聴器のすべて

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」