自粛、自粛…が1年半以上続けば誰だってつらい気持ちになる
今度こそ、先頭に立って、国民の命最優先の政治をやらなければなりません。中等症の方が自宅療養では命は守れません。家庭内感染を増やすことだってあり得ます。命を守るために、オリンピックの選手村とホテルを借り切って、医師や看護師を常駐させるといった策を実行してはどうでしょう。
広島原爆の日の8月6日、長崎原爆の日の9日、今から76年前に投下された原子爆弾により犠牲となった人々に対する追悼式が開かれました。広島市長、長崎市長は、平和宣言で核兵器禁止条約の批准を日本政府に求めました。同条約は今年1月に発効され、7月の時点で署名国86カ国、批准国55カ国に及ぶといいます。
菅首相は式典のあいさつでは条約に触れず、記者会見では現時点で条約には批准しないと明言しました。唯一の被爆国である日本こそ、核兵器のない世界の実現に向けてリーダーシップを発揮しなければならないのに、核の傘にあるからといって、これではあまりに情けない。
被爆者代表として、92歳の岡信子さんが残された者の務めとしてつらい体験を読み上げた「平和への誓い」を、政府の方は聞いたでしょうか?