【水虫】内服の抗菌薬は投与期間が長く、肝機能チェックが必須
また、イトラコナゾールとテルビナフィンは、空腹時に飲むと吸収が悪くなるため、適切なタイミングで服用することが大切です。いずれにしても経口抗真菌薬の投与期間は長く、注意事項も多い薬です。どんなささいなことでも医師、薬剤師に相談して、しっかり治療を完結させましょう。
▽荒川隆之(あらかわ・たかゆき) 長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。