日本人の心臓にいちばん問題を引き起こしているのは「高血圧」
ただ、薬によって血圧が下がり過ぎてしまいトラブルにつながるケースも少なくありません。ですから、降圧剤とうまく付き合っていくためには、定期的に自分で血圧を測定して、きちんと血圧をコントロールできているかどうかを確認しながら服用することが大切です。
また、医療機関では高血圧とは診断されず、降圧剤を飲んでいない人の中にも、じつは血圧が高い状態だったというケースがあります。血圧は状況に応じて変化するため、本当は高血圧体質なのに自分では気づいていない人がいるのです。
そうしたリスクを避けるためにも普段から肩こりや頭重感、首のあたりで脈拍を自覚するような方は毎日朝晩2回、血圧を測り、数値を把握しておくことをおすすめします。
■本コラム書籍化第2弾「若さは心臓から築く」(講談社ビーシー)発売中