新型コロナワクチン副反応を徹底検証【くも膜下出血】接種後死亡1例目として報告

公開日: 更新日:

 脳動脈瘤は、一般的に、約5ミリ前後以上の大きさで手術などが検討される。ただし、部位、形状、年齢、健康状態、近親者に患者がいるかなどで対応が変わるので、未破裂の脳動脈瘤が見つかったら、くも膜下出血の手術件数が多い専門医の診察・経過観察を受けることが重要だ。

 くも膜下出血は、前兆が見られることも。特徴的なものは、「血圧の激しい上昇・下降」「これまで感じたことがないような頭痛」「視力低下や目まい、物が二重に見える」「吐き気や嘔吐」「頭がモヤモヤしたりボーッとしたりする」。しばらくすると治ってしまうケースもあるが、数日後に大きな発作を起こすことは珍しくない。

「実は私の知人もくも膜下出血を起こしたのですが、受診時には症状が進行しており、手術可能な状態になるまで10日以上待つことになりました。のちに聞くと、受診のしばらく前からひどい頭痛があったそうです。前兆があったら『様子見』はせず、症状が消えても、できる限り早く病院を受診すべきです」

 くれぐれも、市販の頭痛薬を規定量以上飲んででもなんとかしよう、とは思わないことだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3
    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

  4. 4
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  5. 5
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  1. 6
    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

  2. 7
    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

  3. 8
    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

  4. 9
    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

  5. 10
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」