生のキウイやパイナップルで、お肉を食べた時の「胃もたれ」対策を
お肉が好きだけど、最近はたくさん食べると胃もたれする……。そんな人は、キウイやパイナップル、メロン、イチジクと一緒に食べるといいかもしれない。
キウイやパイナップルなどの果物に含まれる酵素には、「お肉の消化を助ける」「お肉を軟らかくする」といった働きがある。胃もたれが起こるのは、胃の中でお肉がなかなか消化されないから。キウイなどを一緒に食べると、その消化スピードが速まることが期待できるのだ。
体内にある消化酵素は、加齢とともに分泌量が減少するので、「年を取って胃もたれしやすくなった」という人は、より意識してキウイなどを取るといい。ただし、酵素は熱に弱いので、消化目的なら、加熱したキウイやパイナップルはNG。缶詰やゼリー、ジャムも熱を加えている。
「胃もたれは問題ない」という人も、お肉料理にキウイやパイナップルなどを活用してみては? 前述の通り、お肉を軟らかくする働きがあるからだ。
キウイの輸入・販売を行う「ゼスプリ インターナショナル ジャパン」の広報担当者がお勧めするのが、キウイフルーツのキーマカレー。みじん切りにしたキウイフルーツをあらかじめひき肉と合わせておき、玉ネギ、ニンジン、セロリ、ピーマン、ショウガ、ニンニク(野菜もすべてみじん切り)、スパイス、カレー粉などと炒め、仕上げに醤油を加える。「スパイシーさに、甘さと酸味がほど良くきいて美味」(担当者)とのこと。お試しあれ! (和)