五島うどんだからこそ! 卵と鰹節のつけ汁激ウマ地獄炊き
長崎県の五島列島で初めて食べてハマり、それ以来自宅に欠かさないのが五島うどんだ。
細麺で、製麺所によってはそうめんかと思うほど。島の特産である食用の椿油を塗って熟成させており、のびにくい。五島出身の知人は「パスタや焼きうどんのように炒めて、お弁当に入れることもある」と話していた。
しかし記者はパスタも焼きうどんも試したことがない。五島うどんは、これまた五島列島でハマった決まった食べ方しかしない。それは、「地獄炊き」。
教えてもらった食べ方は、「五島うどんをゆでる→その間に器に卵を割ってかき混ぜ、鰹節と醤油少々を入れる→ゆで上がったうどんを鍋ごとテーブルに置き、卵液をつけ汁にする」。五島うどんの塩気があるので、醤油はくれぐれも入れすぎないように。好みでネギやゴマや七味を入れてもOK。
めちゃくちゃ簡単なのに、なんとも言えないうまさだ。五島うどん以外でやったこともあるが、うどんがのびたり、塩気がいまいちだったり、噛みごたえが思ったほどではなかったりで、満足できなかった。五島うどんだからこそ、地獄炊きが成り立つのだな、と感じた。