【くるみ】脳をパワーアップして認知機能の衰えを防ぐ
ほかに腰痛、便秘、頻尿の改善にも役立ちます。
また、女性にとってはシワ改善といううれしい効果も期待できます。70歳を過ぎても、10代の肌の美しさを保っていたという清王朝末期の女帝・西太后は、くるみを欠かさず食べていたといわれています。
くるみの健脳パワーをさらに高めるなら、「血を補う食材」との組み合わせがおすすめです。
中医学で血は、全身に流れて体の隅々にまで栄養を与える液体と考えます。そして、脳の滋養に欠かせない存在なのです。
血を補う働きがある、カツオ、マグロ、イカ、ホウレンソウ、小松菜、ニンジン、黒ごまと組み合わせるとよいでしょう。栄養学的にも良質なオメガ3脂肪酸を豊富に含むくるみは、シニアにとって手軽に栄養を取れるうれしい食材です。低栄養は、認知機能にも影響します。小腹がすいたときやおつまみにつまんで、しっかりと栄養を補給しましょう。
くるみは刻んで料理に使うのもおすすめです。サラダ、炒めもの、煮物などに加えたり、トーストやヨーグルトにトッピングするとおいしくいただけます。