【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】リウマチ熱の予防のため抗菌薬が使われる
治療に使う抗菌薬としては、ペニシリン系抗生物質のアモキシシリンが推奨されています。
ただ、急性咽頭炎と症状や所見がよく似ている伝染性単核球症に使用してしまった場合、皮疹が生じてしまうことがあります。
伝染性単核球症は、EBウイルスやサイトメガロウイルスの感染によって起こりますが、EBウイルスが原因の場合、アモキシシリンを投与すると高い確率で皮疹を生じてしまうことが知られています。医療機関での正しい診断が重要です。