自律神経(下)名医が教える3大NGと誰でもできる4つの良い生活習慣

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「自律神経を安定させるには、生活習慣も大切です。セルフケアとして、まずは自律神経を不安定にするNG習慣をやめることから始めましょう。その代表が『不規則な生活』『運動不足』『冷えを招く生活』です。これらの習慣が続いていると、いくら良い習慣を心がけても自律神経が乱れやすくなります」

 では、この3大NG習慣を排除した上で、実践してもらいたい自律神経に良い生活習慣をいくつか紹介してもらう。

■「朝日」と「朝食」で体内時計をリセット

 体内時計は、脳の一部と体の器官が連動し、心身の働きを約25時間周期で変化させる仕組みで、自律神経と深く関係している。しかし、地球の周期とは約1時間のズレがあるので、リセットしないまま放置しておくと、体内時計はどんどん後ろにズレてしまう。そのズレが自律神経に影響し、バランスを崩すのだ。

「その体内時計のリセットボタンになるのが、朝起きたら朝日を浴びることと、決まった時間に朝食を取ることです。日光を浴びると睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が止まるので、朝、スッキリ目覚めます。また日光は自律神経を整えるセロトニンの産生を促す効果もあります」

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