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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

アーティチョークは朝食で 食物繊維が豊富で食後血糖値を抑制

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 また、アメリカ農務省の栄養データベースによると生のアーティチョーク100グラム中、464マイクログラムのルテイン+ゼアキサン(Lutein+Zeaxanthin)が含まれているといわれています。これは目の健康に役立つとされる栄養素。スマホやテレビから発され、夜見ることで不眠の原因にもなりえるブルーライトなどの光刺激から目を守ってくれる機能があることも分かっています。

 さらに、ポリフェノールの一種で、イタリアでは肝機能改善の医薬品にも使われているシナリンという栄養素も含まれます。抗菌、抗酸化、抗炎症、腎機能の改善をはじめ糖尿病予防や脂質の代謝促進、コレステロールや中性脂肪の減少など多くの薬効が期待され、現在研究が進められています。ベトナムでは、肝臓機能をアップしてくれるので二日酔い予防になると、アーティチョークのお茶が飲まれています。

 新鮮な味をそのまま瓶詰めにした商品や、「ハート」と呼ばれる肉厚の芯の部分だけを使った水煮やオイル漬けなども販売されています。ぜひ、探してみてはいかがでしょうか。

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